【子育て】『姉弟喧嘩…何も言いません!』宣言の結果は吉か凶か?
私には中学生の娘と年中の息子がいます。
年が離れていても、喧嘩は日常です。
先日、
『姉弟喧嘩について、何も言わないことにしました!』
と、子どもたちに宣言しました。
姉弟喧嘩は激しくなりすぎないのだけれど、
- 姉は、頭を使って自分の都合の良い方に誘導し
- なんとなく納得できないことに腹を立てる弟
- 頭で勝てないから、悪口をいう弟
- それに負けじと対抗し、さらに油に火を注ぐ姉
どうしようもないけれど、兄弟がいないとできない争いです。
ずっと、兄弟がほしかった娘にとっては大切な一時なのかもしれません…
な~んて思っていましたが!!
いつもいつも、そんなことが起きていたら私だって腹が立ちます。
私は長女だったので、いつもお姉ちゃんなんだからといわれて我慢してきました。
なので、娘にお姉ちゃんなんだからと言わないと誓い、今まで一度もその言葉を使ったことはありません。
だけど、「さすがに争いにならない知恵は使おうよ~」と言ってきました。
そして、喧嘩が悪化したら
- お互いにどこが悪かったか私に報告する
- 意見が合致しなかったらお互いの意見が合致しあうまで2人で話し合う(嘘は自分を苦しめるだけですから)
- そして、最後にお互いに謝る(ただごめんねじゃなくて、なにが悪かったか言うことが必須)
- これができるまで他事禁止~
としてきました。
そして、だんだん年中息子は知恵がついてきて、近頃娘も手こずり始めています。
新手の技を出してくるから困ったもんです。
それに対抗して、2人で喧嘩の質を上げて(?)いくのですから…
ということで、宣言しました。
「私は、姉弟喧嘩に口出しをしません!」
「勝手に、好きなように喧嘩してください!」
と。
だけど、「ねぇ、どうしたの?」と、言っちゃいました。
そして、「あ、だめだめ。私何も言わないって言ったんだった。ごめんね!」と謝りました。
そうすると、それに笑う子どもたち。
数日経過しましたが、何故かあまり喧嘩は起こっておらず、我が家は和やかなムードが漂っています。
今までは何だったの!!!?
という感じです💦
私の前で自分が悪いと認めることをしなくなったことで、擦り付け合いがなくなったってこと?
それとも、永遠に喧嘩をしなければいけなくなるからセーブしているの?
理由はわからないけれど、子どもたちだけの世界感、姉弟だけのワールドは大切なようです。
喧嘩に口出ししないのも、素敵な子育て法の1つだったのか…と深く、深~く感じたこの数日間。
お勉強になりました…
***
ちなみに、今までの年中息子の傑作は、3歳の頃に
「○○ちゃんなんか、ティラノサウルスに食べられて!」
ということ。(食べられる意味は分かっていない)
恐竜大好きなのに、ティラノサウルスが怖いから言ったのだと思います。
その言葉の結果は恐ろしいのですが、そのひねりのあるセリフに娘と私は大爆笑。
それから、
- ステゴサウルスのとげに刺さってきて
- 6000年前の恐竜の世界に行ってきて
だとか、色々と大笑いしながら面白い喧嘩をしていました。
お互いに、大切にし合える姉弟でいてほしいと願います。