『上手だね』『すごいね』は、大切な我が子に言わない!理由
すごく難しいことですが、
『上手だね』
『すごいね』
『さすがだね』
という言葉は使わないよう、努力してます。
その理由は、子どもたちの成長が著しくUPするからです。
ということで、私が実践しているプロセス褒めの方法を紹介します。
プロセス誉めで、我が子が変わった
できるようになった事柄などのプロセスを褒めるようになり、約1年半。
我が子たちは、
- チャレンジした方がいい
- 練習は大切
- 練習は当然
- やってみないとわからない
というように、考え方が変わりました。
チャレンジを恐れず、新しいことはどんどん取り入れたい!という子になりました。
プロセス褒めが大事!と学ぶ前の我が子たちは、
- チャレンジはあまりせず
- 無難な事ばかり選び
- 知らないことはそのままで良い
- 未知なことを恐れる
ような感じでした。
もちろん私もその一人でしたが…
伝え方が、大切!!
子どもが、自分で勝手に変わのは、レアだと思います。
我が家では、親である私が変わる必要がありました。
ただ、伝える方法を変えるだけです。
ですが、話す方法を変えることは私にとって意外に大変でした…
だけど、やると決めた以上、子どもの未来をより良いものにしたいと思う以上、努力しましたよ~。
失敗しても、再チャレンジして、再チャレンジしまくって、今に至ります。
伝える方法は、至ってシンプルで、プロセスを褒めることです。
- 上手だね
- すごいね
ではなくて、
- 〇〇、できるようになったんだね
- △△が、わかるようになったんだね
と、その成長した事柄を、そのまま言葉にするだけです。
起こっていることを、実況中継している感じです。
プロセス褒めの例
出来が事をそのまま褒めるだけなのですが、やり始めたときはすごく難しく感じました。
慣れたら、普通ですが、「上手」「すごい」が当たり前だった私にとっては努力が必要でした。
ひらがな、カタカナ、漢字が書けるようになった息子に
いやいや書いている時期があったので、やりたくなきゃまぁいいや~と思ってたのですが、
『よく書けるようになったね』
『表を見なくても、書けるようになったんだね』
『たくさん書いたね』
『新しい字が書けるようになったんだね』
と言うと、
「まだやる!」
「もっと書く!」
「今度はこれ書けるようになったよ!」
と、見せてくれるようになりました。
もう寝る時間なんだけど…
もう保育園行く時間なんだけど…
と思うこともあるくらいです(笑)
大好きな恐竜を学びに繋げるために、
本を活用して、自ら学べる子になってほしいと願っているので、
『一人で図鑑で調べることができるんだね』
『恐竜カタカナの名前がスラスラ読めるようになったね』
『たくさんの恐竜を覚えているんだね』
と褒めるようにしています。
ということで、最近恐竜図鑑を買ったわけです。
また、昨日の朝もありがとうと言われました(笑)
洋画を英語の学習に繋げるために、娘へ
娘が趣味の洋画を、音声英語&英語の字幕で観ているのですが、知識だけあっても実践しないと意味がないな~と感じます。
実践してもらいたいために、
『いろんな知識が増えたね』
『〇〇の意味も覚えているんだね』
『映画で見たこと、活かされてるね』
『発音、良くなったんじゃない?』
と、伝えています。
日常生活でも!!!
『自分で進んでお片付けできるんだね!』
『きれいに整頓できたね!』
『〇〇やってね、って言わなくてもできるんだね』
『工夫して、△△できたね』
と、言っていたら、私が片付けなくてもお部屋がきれいになる確率が増えました。
プロセス褒め様様です!!
とりあえず、簡単な方法
とはいえ、1年半ほど頑張っていても、言葉が出ないときは良くあります(笑)
そんなときの私のお助けフレーズは
『努力したね』
『工夫したね』
『考えてたね~』
です。
すごい~!と、言っちゃったときは…
今でも、「すごいじゃん!」と言ってしまいます。
そんな時はすかさず「〇〇ができるようになったこと!」と、言葉をプラスするようにしています。
私的、秘策!!!(笑)
プロセス褒めをしていて、思うこと
自分でブログを書いてても、
保育園の先生と話していても、
仕事で管理栄養士同士で話していても、
感じるのは、『すごいね』という言葉で、その人の努力や苦労をまとめてしまうこと。
世の中の当然なので、仕方がないですが、もっと伸びしろを増やせるのにもったいないな~と思ってしまいます。
私自身、『すごいね』と言われることに対し、良い気持ちになりません。
何故なら、
努力してることを認めてもらった方が嬉しいんだけどな~
と、思ってしまうからです。
(たとえ、現実とは違ったとしても)努力を認めてもらい、勉強家だね、努力家だね、と言われることの方が嬉しく感じるからです。
という、自分の経験と比べても
やっぱり、ありのままのことを褒めてあげたいな、認めてあげたいな、と思います。
伝え方、超大事!!!
そして、 私が学んだことを実践しなかったら、子どもたちはチャレンジが苦手なこのままでした。
成長する機会すら、逃していたかもしれません。
だからこそ、学んだことを実践しないことは、『損だ~!!!』だと感じます。
子どもたちも変わりましたが、
『言霊』というだけあって、プロセス褒めしている私自身が、一番良い方向に変わったように思います。
いつでも自分の努力次第で、自分は変われる!って思うと、生きていること、学ぶことが楽しいです♡
参考にしている、おすすめ本
親と子の時間と成長を無駄にしないために、オススメです。
漫画版もあります