スマート子育て

遊びながら、子どもの学びにつなげよう!フリーの管理栄養士の教育&子育てブログ

子どもがお菓子ばかり食べたがる……そのような時の正しい対処法

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お菓子を食べる理由、お菓子をやめる方法をお伝えします。

 

チョコレートなどの砂糖と脂質が多いものを好むのは、人の欲求なので仕方がないことです。

 

ですが、親としては子どもの健康を考えると、やめてほしいな~と思いませんか?

子どもを思うからこその悩みですよね。

 

私は学生の頃、毎日ドーナッツなどの高カロリーなスイーツを食べていました。

やめたいと望んでいても、やめる方法を知りませんでした。

 

それを自然にやめることができた私の体験談も交えてお伝えします。

 

 

甘いものを食べたがる理由

甘いもの、脂質が多いものを美味しいと感じるのは自然なことです。

 

赤ちゃんに様々な味のする液体を与えたところ、甘みとうま味を喜び、酸味と苦味を嫌がったという、海外の研究があります。

大人だって同様、甘いものを美味しいと感じるように、赤ちゃんも一緒です。

 

私たちは、生まれながらに甘いものをおいしい!と感じやすいということですね。

 

甘いものばかり食べていたらどうなるの?

現代は食べ物があふれているし、食べたいと思うものをすぐに手に入れられてしまう環境にいますよね。

そのような環境下で、子どもたちがお菓子ばかり食べていたらどうでしょうか。

 

肥満…

虫歯…

生活習慣病

栄養が足りていない…

 

そのようなことになってしまいかねません。

 

食べたい!を抑えるためにすべきこと

甘いものを食べたいという欲求を抑えるためには、栄養が満たされていることがたいせつです。

栄養が足りていると、食欲を抑えてくれるホルモンであるレプチンの分泌がされやすくなります。

 

栄養バランスを整える食事として、

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・主食(ごはん、パン、麺類)、1つ

・主菜(肉、魚、卵、大豆製品)、1つ

・副菜(野菜、海藻、キノコ類)、2つ

 

というような感じ食事を準備すると、栄養バランスが整いやすくなります。

 

毎日、自分がべたものを記録して、栄養素チェックをしている栄養オタクの私も、この方法を実践中です。

 

アプリを利用して栄養チェックをしていますが、満たされていると

食欲がいつもより抑えられる

満腹を感じやすい

甘いものがほしいという欲求を感じなくなった

というような体験をしました。

 

私自身、スイーツを我慢しなきゃ!という欲求がおされられていることにびっくりです。

実際に、中3の思春期真っただ中、食欲旺盛な娘でさえも、大好きなハーゲンダッツのアイスを「を食べたいと思わないからいらない」と言い、本人がびっくりしています。

 

 

栄養を摂ることを、簡単に考えよう

また、栄養を満たすような食事のポイントは肉料理で豚肉ばかり使うなど、1つの食材だけに偏らないことです。

 

主菜(肉、魚、卵、大豆製品)での例えですが、

・朝食は納豆などの豆類にする

・昼食は卵料理にする

・夜は肉か魚料理にする

というように、1日の中で様々な食材を使うとよいです。

 

そして、野菜は色の濃い野菜のほうが栄養が豊富なので、ほうれん草やいんげんのように冷凍食材を活用することもよいです。

ミニトマトなど、調理しなくても食べられるものを常備しておいて、野菜を積極的に取り入れることができるとビタミンやミネラルの補給ができるのでオススメです。 

 

 

おうちごはんで栄養を補給するためには、いかに楽するかを押さえておくのが続けるコツです。

 

栄養オタクで料理が趣味で特技な管理栄養士の私が、楽しているおうちごはん術を今後もアップしていくので、参考にしていただければうれしいです!