【恐竜絵本】『恐竜だいぼうけん』シリーズを順番に読んでだ感想!
年少息子は自称恐竜博士。
恐竜が大好きで仕方ないので、絵本、おもちゃ、映画、様々なことで楽しんでいます。
このシリーズは沢山あって、おなじみのキャラクターが何度も出てきて、
- どこで出てきたっけ?
- あそこじゃない?
なんて、絵本を読みながら親子の会話が楽しめて大好きです。
絵本の読み聞かせは脳を刺激させることに繋がりますが、
の本によると、
4~5歳の読み聞かせは、読んでいる最中の『会話』のほうが大切なんだとか。
読み聞かせで脳を刺激しつつ、読みながらの会話を楽しみ、
シリーズで順番に読む!というミッションを続けています。
『恐竜だいぼうけん』
に続く、トリケラトプスたちの物語り。
色んな恐竜が、カラフルに描かれていて、恐竜好きにはイチオシの、年中息子お気に入りのお話です。
8冊ありますよ!
①恐竜トリケラトプスとウミガメのしま
恐竜トリケラトプスとウミガメのしま―カルカロドントサウルスとたたかうまき (恐竜だいぼうけん)
- 作者: 黒川みつひろ
- 出版社/メーカー: 小峰書店
- 発売日: 2012/07/01
- メディア: 大型本
- この商品を含むブログを見る
たたかう恐竜たちシリーズの『恐竜トリケラトプスと大空の敵』で助けた卵から産まれてきたプテラノドンのプテラぼうやが、トリケラトプスたちのすみかに飛んできて、
恐竜の大陸シリーズ『恐竜トリケラトプスと巨大がガメ』で助けたアーケロンの卵をカルカロドントサウルスから守ってほしいと言われます。
ビックホーンとリトルホーンは海を渡って助けに行くことに。
- ビッグホーン、リトルホーン、プテラぼうやの協力。
- 助けた卵が赤ちゃんガメになっていく様子。
これを親子の会話とし、協力して大変して助けることができて、
- リトルホーンも頑張ったね
- 守ろうという気持ちが優しくて素敵だね
などと、親子で話し、会話を楽しむことができるといいのではないでしょうか。
『すごいね』と才能を褒めるのではなく、過程、努力を褒めることが重要なので、私が努力を褒める練習ができていい感じでした。
②恐竜トリケラトプス うみをわたる
①うみがめのしまからの帰り道のお話。
トリケラトプスたちのすみか、緑の谷へ帰るために海を渡る際に、アーケロンが途中まで送ってくれることに。
そこで、恐ろしいウミトカゲのモササウルスが!
海の中にかくれるけれど…
- リトルホーンを助けるため勇敢な行動に出るビッグホーン
- モササウルスの恐ろしい攻撃
- アーケロンのお友達、エラスモサウルスが助けに来てくれる
などの展開を、
怖い!と息子が言ったときには
「ママもビッグホーンみたいに、〇〇くんをちゃんと守るからね!」
アーケロンとエラスモサウルスの関係には、
「お友達が助けに来てくれるんだね、お友達って大切だね」
と会話し、親子で楽しみました。
③恐竜トリケラトプスとカルノタウルス
②うみをわたるでは、無事に陸についたビッグホーンとリトルホーン、プテラぼうや。
その後、カルノタウルスに追いかけられている草食恐竜サルノタサウルスの子ども、サルタンを助け、一緒に群れを探します。
けれど、今度はカルノタウルス軍団と戦うことになり…
- 勇敢に戦うビッグホーン
- サルタサウルスが群れで子どもを守る姿
- サルタンがお母さんに会えて嬉しい姿
良かったね、仲間って素敵だね。と恐竜大好き年少息子と絵本会話を楽しむことができました。
④恐竜トリケラトプスとテリジノサウルス
③カルノタウルスのお話の続きです。
初めて登場のテリジノサウルス。
同じく初登場の肉食恐竜、アベリサウルスが襲ってくるので、こどもたちに木の実を食べさせることができず、困っていました。
もちろん、ビッグホーンたちがその状況を助けるのですが、
- テリジノサウルスの子どもを思う素敵な気持ち
- テリジノサウルスの特徴ある爪
- ビッグホーンたちの工夫された戦い方
- 皆で協力して肉食恐竜を助けること
このようなことを、子どもに実体験や身の回りでの具体例をあげて伝えて成長につなげることができればよいのではないかと思います。
4歳にもなると仲間意識が芽生えたり、言葉での行き違いトラブルが目立ってきて、保育園の先生からのこんなことがあって成長してますよ~というフォローをいただくことが多くなりました。
もちろん、実体験と絵本では違うと思いますが、仲間を思う気持ちや優しさを絵本からも学んでほしいなと思い、伝えています。
⑤恐竜とあそぼう!
恐竜とあそぼう!: パズル・クイズ・まちがいさがし (恐竜だいぼうけん)
- 作者: 黒川みつひろ
- 出版社/メーカー: 小峰書店
- 発売日: 2015/03/20
- メディア: 大型本
- この商品を含むブログを見る
- 空欄に同じ絵が入るようにするクイズ
- カタカナを当てはめる(うちの子には早かった💦)
- まちがいさがし
- 草食恐竜だけを辿っていく迷路(?)
などなど、恐竜好きだからこそ楽しめることがありました。
興味があることから体験してみると、他の事も受け入れることができること、大人でもありませんか?
今まで興味を示さなかった間違い探しにも恐竜だからこそ、やってみる!と言ったり、やっぱり子どもも一緒なんだな~と思いました。
⑥トリケラトプスとそこなしのぬま
今回は、ビッグホーンたちがいないトリケラトプスたちのすみかでのお話。
ビッグホーンの奥さん、ママホーンが大活躍。
ミニホーン、ミクロホーンに続き、ナノホーンというミクロホーンの弟が登場。
肉食恐竜、アルバートサウルスに遭遇してしまいますが、ママホーンは頭脳で戦います。
今までと違う展開に気付いた息子は、どこでのお話?とすご~く疑問に思い、頭の中がぐちゃぐちゃしているようでした。
リトルホーンがいないのは、
- ①うみがめのしまにいて、
- そこから②うみをわたるで帰ってきてる途中だけど遠くについちゃって
- 今すみかに帰る途中だけど
- ③カルノタウルスでサルノタウルスを助けるためにカルノタウルスと戦ったり
- ④テリジノサウルスでテリジノサウルスを助けるために、アベリサウルスを倒して
- 今、ママホーンたちのすみかに戻っている途中だったよね!
と伝えると、「そっか~そうだった!」と、納得できました。
何冊も話を経過して混乱していた年少息子の頭の中の整理を、お手伝いできた模様。
こうすることで、自然にまとめる力が育まれていくのかな?そうだと嬉しいな。と思います。
将来、勉強で役立ててくれるともっといい~!
⑦恐竜トリケラトプスとアルゼンチノサウルス
ビッグホーン、リトルホーン、プテラぼうやたちのお話です。
すみかに向かって歩いている途中、アルゼンチノサウルスに出会い、仲良くなります。
湖に行く途中に、たくさんの肉食恐竜に囲まれてしまい…
巨大なマプサウルスに勝つけれど、リトルホーンが!!!
その後の展開で、出会った友達と仲良くなって、助け合うことができること。
助けるって、カッコいいね!
と、理解してくれるように伝えると、「かっこいい!おれもがっこよくなる!」
最近では、お友達が喧嘩をしていると、仲裁に入って和み役になれているようです。
「男は女を守る!優しくする!」とか言い始めました😊
⑧トリケラトプスとダスプレトサウルス
おなじみのダスプレトサウルス親子のお話です。
⑥そのこなしのぬま同様、ビッグホーンたちが不在のトリケラトプスたちのすみかでの出来事。
- ちっちゃなプレトが頑張るけど
- アクシデントが起こり大ピンチ
- ダスがプレトを心配し
- ママホーンに助けられてプレトのもとへ
親は、子どものことをとっても心配してるんだよ。
「ママも一緒で、〇〇(息子)を心配してるんだよ~」
と伝えると、ニヤニヤニヤ~と嬉しそうな笑みをこぼしてました。
親子だからって気持ちは伝わらない。
気持ちを伝えて、心を満たしてほしいからこそ、きちんと『大好き』『大切』『宝物』って日々伝えています。
そうしたら、
「ぼくはママの宝物でしょ。だからまま、僕のことたいせつでしょ。果物たべたい。だからちょうだい!」
な~んて、生意気なことを…
でも、ちゃんと私の宝物だってことを覚えていてくれていることが嬉しくって、1つだけって約束ね、なんて言って甘え(わがまま?)を受け入れてしまいました。
(ちゃんと、『だから』は関係ないでしょ。って付け加えましたけど…)
絵本を読んで思うこと
このシリーズを読み続け、終えることができました。
この『恐竜だいぼうけん』シリーズで最後のページまでめくっていつも出てくる、著者、黒川みつひろさんの名前と写真。
それを息子はいつも気にかけます。
今では、名前も覚えてしまいました。
「まま、くろかわみつひろさん、ぼくといっいっしょで、きょうりゅうすきなんだよね?」と、ある日言いました。
微笑ましい限りです。
そして、
- 大好きな恐竜のことをみんなに伝えることができて素敵だね
- 黒川さんのおかげでこの本を読めたんだね
ということを伝えました。
そして、このような著者との絵本を通したふれあいが、息子の将来に繋がる可能性ってあるんじゃないのかな?と思ってしまいます。
これからは、読み聞かせをするだけではなく、著者のお話をするのもいいのかもな~と思うこの頃。
恐竜好き、読みきかせ好き、絵本好きの方々、
素敵な読書ライフを楽しんでいただく参考にしていただけると嬉しいです!!