【子育て】親が何も言わなくても、子どもが進んで勉強する方法
子どもが進んで勉強をするには、勉強をする習慣を作ることが大切です。
習慣になったら、それを実行することが当然になるからです。
お子さんが、勉強しないこと、手に着かないことに困っていませんか?
現在、娘は中学2年生。
中学に入学してから、きちんと勉強を始めました。
すぐに勉強をするようになったわけではなく、非常に四苦八苦しました。
私は学生の頃から親や先生に「勉強しなさい」「テストはココから出るから覚えておいて」とか言われていたので、その時に答えを掛ければいいんだと思っていました。
だけど、実際はそうではないですよね。
今までの積み重ねが高校受験、英検などの検定に出てくるのですから。
だから、その時だけ覚えていればいいわけありません。
(大人になってから気付いたけど…)
とうことで、私のように苦労はしてほしくない!という思いから、中学娘の学習方法は”普通じゃないとよく言われる方法”をとっています。
お金をかけるわけではなく、ちょっとした言葉や手間をかけるだけ。
以前の娘は
- 1年生の頃は、毎日勉強することが苦痛だった
- 夏休みの勉強ノルマがこなせず、喧嘩になった
↓
現在の娘
- 自分でノルマを決める
- やるべき課題、勉強をこなしてから趣味を楽しむ
というように、勉強することが普通の状況になっています。
では、その方法をご紹介します。
勉強すべき理由を明確にする
なぜ、勉強したいの?をはっきりさせておくと良いです。
私は、真剣に勉強しなくてもいい!と思っているので、やらないならそれでいいと伝えています。
ただ、勉強をすることで得られるメリットデメリットは伝えます。
- 勉強する→知識が増え、自分の将来の可能性が広がる
- 勉強しない→先行きが見えない将来(AIのこととか仕事のこととか)を生き抜く力が減る可能性が大きくなって、自分の自由が減る
ということを伝えると、自分がどちらになりたいか子ども自身が判断すると思います。
さぼっていたら「大きくなってからの自分の可能性を減らそうとしているのね、それはあなたの自由だもの。私には関係ないわ。」と、勉強すべき理由を思い出させるようにはしています。
そうすると、ヤバい!と思うらしいです。
要するに、勉強をさぼったツケがどのようなことなのかを本人に自覚させる、想像させることが大切です。
時間を決める
勉強をすると自分自身で決めたのならば、いつ、何を勉強するか決めると良いです。
ただ”勉強する”と決めても、何の勉強をやるのか決めてなくては時間の無駄。
大事なのは、いつやるか。
日々の生活ルーチンを決めておくと簡単なので、
- 我が子は、20時になったらモニターを消して、勉強をする
- 帰宅して、勉強を終わらせたら、好きな映画を観てもいい
と決め、趣味の映画を楽しんでいます。
ちなみに、休日や夏休みなどは、午前中に集中力が途切れずはかどるという自分の特徴がわかったようなので、その時間に勉強すると自分で決めていました。
理由は、短時間で勉強を終わったほうが自分の自由が増えると気付いたらしいです。
さんざん、伝えていたのに、親の言うことは聞かないものです…
ま、自分で気づかないとやらないからしょうがないです。(私も親の言うことはきかなかったし…)
ご褒美のあげ方
結果(アウトプット)ではなく、勉強した(インプット)したことに対し、ご褒美をあげることが良いです。
- なので、我が家では、問題集が終わったら旅行に行ける
- 問題集を1周したらハーゲンダッツを食べていい
というようにしています。
という娘は、物欲がないのでご褒美何がいい?と聞いても「ない」としか返事が返ってこなくて寂しい…
***
重要なのは、
- 自分で気づくこと
- 自分で決めること
- それを習慣にすること
習慣にするには2~3ヵ月かかるらしいので、その期間頑張ればそれ以降何年も自ら進んでやってくれる可能性は高いです。
何年も四苦八苦するか…
2~3ヵ月辛抱するか…
とはいっても、我が子は超楽観主義なので、半年以上かかりましたが(笑)
それは、塾に通っていなかったからノルマが無かったということもありそうですけれど💦
勉強方法に四苦八苦されている方のお役になれば嬉しいです。
でも、最近は、自分で勧められるようになったから通信もいいかも~、安いし。
と思い始めました。