動物学者監修の『動物ふしぎ発見』シリーズ絵本は子どもの興味をくすぐる
動物学者監修の、動物絵本を紹介します。
動物のしくみについて丁寧に解説してくれているから、読みやすい!
- 動物が好き!
- 科学に興味がある!
- 科学館や博物館が好き!
という方にお薦めです。
ということで、今回読んだ動物ふしぎ発見シリーズを紹介します。
- アリクイの口のなぞが、ついにとけた!
- ペンギンの体に、飛ぶしくみを見つけた!
- ゾウの長い鼻には、わけがある!
- すごい目玉をもったアザラシがいる!
- パンダの手には、かくされたひみつがあった!
- このシリーズを通して
- シリーズで読むの好きな理由
アリクイの口のなぞが、ついにとけた!
アリクイの口は他の動物と全然違うそうです。
その違いがわかるように、
- 食べているときに顎をさわってみて、動いてるよね!
- 他の動物と顎の骨を比べてみよう!
などという説明があり、子どもには伝わりにくそうなことも、スッと入り込んでくるような本です。
ペンギンの体に、飛ぶしくみを見つけた!
ペンギンは私たち人間と違って 、背骨を曲げることができないんですって。
出だしから不思議な言葉が出てきてビビりました。
ペンギンは鳥で、鳥は飛ぶために背骨が曲がらなくなったそうです。
じゃ、ペンギンは?となりますが、水の中を泳いでるのかもしれないね!ということでした。
なんだか、納得。
この本では、『進化』を感じることができて素敵でした。
ゾウの長い鼻には、わけがある!
私たちが鼻だと思っているゾウの鼻は、『鼻といっしょに上唇が伸びたもの』なんですって。
イラストで上手に説明されていて、子どもでも分かりやすい感じです。
他にも、ゾウは海の生き物との共通点として腎臓がいくつもに仕切られているとか、その理由とか、科学者っぽい理論的な解説がナイスでした。
鼻のところまでは年中息子は理解できたようですが、腎臓のところはさすがに、??だったようです。
でも、全てを理解してなくても、そんなこと言ってたなーと後々どこかでこの読み聞かせが活躍してくれれば嬉しいなー。
すごい目玉をもったアザラシがいる!
マンガのキャラクターのように目大きいアザラシがバイカル湖にいるらしい。
1メートルの体に対し、大人の手で覆うことができないほどの大きさなんですって。
思わず、持っていた絵本を置いて、息子と一緒に手を広げてみて、おっきいーーと、言っちゃったほど。
新たな体験ができました。
- 他の動物の目と比べてみる
- 目の役割を学ぶ
- 生き残るための進化
- 同じアザラシとの比較
などがされいて、学べる1冊でした。
パンダの手には、かくされたひみつがあった!
このシリーズに出会ったきっかけの本で、以前読んで感想を書きました。
パンダの手にはひみつがあって、人間や猿たちのような手の構造じゃないのに、
- なぜ竹をつかんでたべられるの?
- どうやってそれがわかったの?
- すぐに解ったわけじゃないんだよ!
ということを教えてくれる絵本です。
このシリーズを通して
さすが、動物学者監修というだけあって、学べる度が高い!
普通は疑問に思わないことを、専門家って疑問に感じて、それを掘り下げていった先に、発見があるんだな~、すごいな~、と思いました。
このような方々がいるから、今の便利な暮らしや発展があるんだと思うと、ホントにすごい!
これからの時代は、創造力が大切と言われてますので、人と違った視点を持つためにも、我が子には色々なことにチャレンジしてほしいな~と思います。
この絵本では、
『すごい!』
『知らなかった!』
『初めて知った!』
と発言することが多かった年中息子。
将来のきっかけ、アクションに繋がったら嬉しいな~と思います。
最近、科学がやりたい!というようになったのは、もしかしてこれがきっかけの1つ?とも思ったり。
シリーズで読むの好きな理由
シリーズ本が大好きです。
面白かったら、全制覇したくなります。
理由は、
- 関連で覚える練習ができる
- 他の本ではどうだった?と会話がしやすい
というメリットがあると感じるからです。
いろいろと学びが多かったこのシリーズですが、息子からは
「このシリーズ、もっとないの!?」
と言われたほど、素敵な絵本体験になったみたい。
早速、動物園に行きたい、サファリに行きたいと言ってます。
絵本選びの参考になればうれしいです!