【絵本】どいかやさんの『トラリーヌシリーズ』を読んだ感想
フェルトで描かれているイラストが印象的な、どいかやさんの『トラリーヌシリーズ』には
の3つがあります。
いつもとちょっと違うフェルトの絵、
お花の大好きな『トラリーヌシリーズ』を読んだ感想とともにご紹介します!
トラリーヌシリーズ
いつものどいかやさんの絵と違うな~と思っていたら、フェルトで描かれていることに気付いた娘が、すご~い!!!と感動していました。
なんて根気のいる作業かしら…とちょっと気が遠くなった私ですが、ただただ感銘を受けました。
色使いも素敵です。
①おはなのすきなトラリーヌ
見たことのないお花を発見したトラリーヌ。
そのお花が忘れられず、お花屋さんなど色々なところを探し…というお話です。
そのお花はなんと、アレだったのですから、一緒にお話を読んでいた息子もニンマリ。
読んでいて気づかなかったな~と思っちゃいました。
②トラリーヌとあおむしさん
トラリーヌが大切に育てているお花を、あおむしさんがむしゃむしゃと…
そこで、トラリーヌが考えた方法はびっくりするほど、お互いにメリットがある方法でした。
その方法が、お互いがいい気分になれる方法で素敵。
譲り合いって、素敵なんだよ!ということが子供に伝わると嬉しいな~というお話です。
③ふゆのひのトラリーヌ
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冬はトラリーヌの大好きなお花がありません。
そこで、トラリーヌは編み物でお花を作りましたが、風に飛ばされてしまいます。
雪とともに、お花が舞い降りたのは…??
その場面のフェルトで作られた絵が素敵です。
わ~!と年中息子と共に、私も「素敵~!」と思わず言ってしまいました。
- フェルトでこんなこともできるんだよ!
- 絵本って、イラストだけじゃないんだね。
- 風で飛ばされても、次に発展があるね。
というように子どもに伝えたいお話でした。
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また、どいかやさんのストーリーは、皆が気持ちよくハッピーになれるところが素敵だな~と思います。
そして、ゆっくり一字一句ハキハキ読んであげると、子どもに”音”が伝わりやすくってお勧めですよ。
年中息子の反応を観察していると、
- どこを読んでいるのか探している
- 「どこに書いてあるの?」と文字に興味を持つ
- 声に出す言葉の間違えが減った
という変化の実感がありました。
慣れないことは、なかなか難しいですが、よろしければ絵本子育てにご活用ください。