【絵本】我が子が1番大好きな『からすのぱんやさん』の続編を読んだ感想。
からすのぱんやさんって、名作だと思いませんか?
その名作の続きがあれば、読みたい!ってなりますよね。
絵本好きの私ですが、子どもたちの能力アップのため、個性を大切に、想像力やボキャブラリーを高めることなどを日々意識して子育てしていますが、
絵本は、ボキャブラリー(語彙力)を高めるのに最適なんです!
ということで、今回は、絵本を読んでボキャブラリーUPしそうだなということに着目していきたいな~と思います。
子ども表現力、育ちますよ!
からすのパンやさん
私が幼いころから読み続けている、からすのパンやさん 。現在中学生の娘の幼少期、年中息子が2歳ごろからずっと読んでいる、我が家のお気に入り絵本です。
私が気になっているのは
『そんな こんなで』
という接続詞が使われていること。
日常で『そんなこんなで』なんて使わないですよね。
そのような、日常で使わない言葉に出会えるのは、絵本ならではの良さだなって思います。
続編4冊をご紹介
からすのパンやさんの、
- レモンちゃん
- おもちちゃん
- チョコちゃん
- リンゴちゃん
の4羽の子どもたちが、それぞれ自分のお店を開いていくのが続編。
気になりますよね!
からすのおかしやさん
からすのおかしやさん は、チョコくんが失敗したお菓子を、ミミちゃんが成功のために手助けをしていくストーリー。
失敗したクッキーにミルクやお砂糖を入れて
さらにアレンジを加えてレシピを増やし
今度はケーキ、さらにターゲット層を増やして和菓子にも挑戦していくんですね。
もう、素晴らしきビジネス(笑)
- ただ美味しいじゃなくて、カリカリおいしいだったり
- 沢山じゃなくて、どっさりという表現だったり
- クリームをちょんちょん塗ったり
- チョコレートをこってり塗ったり
という表現が、個性的で素敵です。
からすのやおやさん
からすのやおやさん は、リンゴちゃんのお話です。
あの手この手でやおやさんを繁盛させていくストーリー。
お野菜を売るために、実行するアイディアが絵本らしくて面白いです。
笑顔を表現するのにも、
- にっこにこのナシちゃん
- にんまりえくぼのリンゴとサクランボ
- うっふっふのナツミカン
- えっへっへのパイナップル
と、こんなにたくさんの言葉が使われているんです!
からすのてんぷらやさん
からすのてんぷらやさん は、火事で焼けてしまった天ぷらやさんから、レモンさんとおもちちゃんが天ぷらの揚げ方を教わり、バラエティーな揚げ物を作って、天ぷら屋さんをさらにより良くする物語り。
- あっという間にとかではなく、たちまち
- ただ帰ったではなく、にこにこ帰っていった
- なにはともあれ
- いいにおいではなく、こうばしいにおい
などと、表現がとっても豊かです。
私が見習わなきゃな~とおもってしまったり(笑)
からすのそばやさん
からすのそばやさんは、おもちちゃんのお話です。
おもちちゃんがそばの作り方を教わり、とても美味しかったので、蕎麦屋さんを作ることになりました。
そこで、色々な蕎麦のメニューを作り、さらにうどんのメニューも増やし、もっともっとバラエティー豊かなメニューを作ります。
- ただこねるじゃなくて、こねこねせっせと捏ねて丸めて伸ばす
- 3個じゃなくて、三丁という数え方
など、表現が素敵だな~と感じます。
メニューのネーミング(おろし、月見など)にも、疑問がわいた年中息子は、とても興味津々でした。
こうやって、疑問から知識が増えていきますもんね。
限定されたものから、アイディアは広がってていくので、それをストーリーで学べて良いですね。
シリーズについて振り返ってみる
こうやって、ボキャブラリーに着目していると、かこさとしさんの絵本って日常であまり使わない表現が多くって楽しいな~と思いました。
それが、かこさとしさんの素敵なのかなと感じます。
そりゃ、我が子が楽しくて何度も何度も読んで!というわけだな~と、納得!
そして、
- ちょっとした工夫で色々なメニューが展開されること
- 兄弟それぞれ自分の道を進むこと
- 自分ひとりの力じゃなくて周りの協力って大切なこと
そんなことを感じてくれるよう、
生活のなかでは
- リンゴちゃんたちみたいに協力できたね
- そばやさんが色々なメニューを考えたように、あなたも考えられたね
なんて伝えられるといいかな、と思います。
そうすることで、
- 自分ってできるんだ
- 失敗しても頑張れば成功する
って思ってくれると嬉しいです。
我が家の絵本子育てが、参考になれば幸いです。